【HSPと酷似!?】隠れアスペルガーの特徴とHSPとの共通点とは

こんにちは、内向型をとことん活かすライフスタイルを提案するブロガーゆうにゃん(@younyanco2)です。

あなたは、

・「他人とのコミュニケーションが下手すぎる」
・「何をやっても自信が持てない」
・「なんだかとても生きづらい

学校生活や社会の中で、そう感じることはないでしょうか。
そういう風に感じてしまうあなたは、もしかすると“隠れアスペルガー”かもしれません。

隠れアスペルガー、聞きなれない言葉ですよね。
実は、わたしも最近知った言葉で、吉濱ツトムさん著書「隠れアスペルガーという才能」で詳しく知ることが出来ました。

隠れアスペルガーとは、「アスペルガー症候群」までいかないけれど、ある程度似たような症状が出ている言わば、「グレーゾーン」の人たちのこと

アスペルガーと聞くと、「発達障害のこと?」と自分自身が「隠れアスペルガー」であることを認めることに抵抗を感じる人も多いでしょう。

でも、認めて、理解を深めることで、自分らしい生き方が出来ると思うんです。

なぜなら、劣等感がとても強く「自分なんてどうせ…」と自己否定ばかりをしてきたことが隠れアスペルガーという障害のせいだったとわかれば、恐怖心から自分を救ってあげることが出来るからです。

もう、人とうまく関われない自分を責めなくて良くなってくるのです。

あなたには、あなたの活かし方があることを知れば、人生をもっとハッピーにすることが出来ますよ。

そこで、今日は吉濱ツトムさん著書「隠れアスペルガーの才能」を参考に、隠れアスペルガーの特徴と、HSP(超敏感な人)との関係についてご紹介していきます。

ここで、HSPとの関係についてご紹介するのは、隠れアスペルガーの特徴とHSPの特徴がとてもよく似ているためです。その共通点についても触れていこうと思います。

隠れアスペルガーってなに?その特徴って?

隠れアスペルガーと呼ばれる人は、「アスペルガー症候群」までもいかないグレーゾーンの人たちだという事は分かったけど、具体的にはどんな人のことを指すのだろう

アスペルガー症候群だと診断される人と比べて、隠れアスペルガーの人は症状が強く出ないため、一見「普通の人」とほとんど変わりはありません。

わたしも、子供のころからよく言われたセリフですが、客観的に見ると、「ちょっと変わってるよね」くらいのものです。

ですが、本人としては、

・他者とのコミュニケーションが異常に苦手
・他者より自分は劣っているという気持ちが強い
・不安や恐怖感を抱えやすい
・なんだかとっても疲れやすい

という「生きづらさ」を強く抱えている場合がほとんどなんですよね。

アスペルガー症候群とは

隠れアスペルガーを知る前に、アスペルガー症候群について解説していきます。
wikipediaによりますと、アスペルガー症候群とは、

知的障害を伴わないものの、興味・コミュニケーションについて特異性が認められる、ヒトの発達における障害。

Wikipedia「アスペルガー症候群」より引用

と記載されています。
発達障害の一種なのですが、発達障害とは、脳の異常によって起こる障害のことです。

異常というのは、物質的な損壊をしていたり、変形していることで正常に機能出来ない状態のこと。
つまり、脳の異常によって発達障害が起こり、興味やコミュニケーションにおいて特異性を持つ障害のことを、アスペルガー症候群というわけです。

では、興味やコミュニケーションにおいて特異性をもっているというのは、具体的にどういうことなのでしょうか。

アスペルガー症候群の特異性については具体的に4つあります

・他者の感情を読み取りにくい
・劣等感が強く、傷つきやすい
・関心の域がとても狭い
・ルーティンワークを好む

1つずつ、解説していきますね。

アスペルガー症候群の特異性①他者の感情を読み取りにくい

アスペルガー症候群の人は、「空気が読めない」人が多いです。
これは、他者の感情を読み取ることが苦手だからです。

たとえば、失恋して泣いている友人が横にいたとしても、「なんかお腹空いたね!」と友人を心配するよりも、自分本位のことを言ってしまったりします。

いわゆる、KYな人である場合が多いのです。

アスペルガー症候群の特異性②劣等感が強く、傷つきやすい

アスペルガー症候群の人の最大の特徴とも言えるのが、「劣等感が異常に強い」という点です。
これは、脳の構造上に問題が生じているからなんです。

脳内伝達物質に「セロトニン」という物質があるのをご存知でしょうか。
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、精神のバランスを保つ重要な物質です。

アスペルガー症候群の人には、このセロトニンシステムが機能不全を起こし、セロトニンの産生や需要量が少なくなっていると言われています。

このため、情緒不安定に陥りやすく、抑うつ状態や、強い劣等感を生み出してしまうのです。

さらに、傷つきやすいという側面もあり「わたしなんて…」とネガティブに考えてしまいがちです。

アスペルガー症候群の人の傷つきやすさは脳の構造上のものであり、一般的な人よりも何倍も傷つきやすいようになっているそうです。

アスペルガー症候群の特異性③関心の域がとても狭い

アスペルガー症候群の人は、関心の域がとても狭いことも大きな特異性の1つです。
色んなことにあまり興味を示さず、興味を示したかと思えば、独特なものであったりします。

そしてハマったら、めちゃくちゃハマる!というのも特徴です。

アスペルガー症候群の特異性④ルーティンワークを好む

次に、変化を極端に嫌う傾向があります。
規則性を好み、1つのことを延々とすることが出来る、という特徴があります。

いつもと違うことに不安や焦りを感じ、パニックになることもあります。

アスペルガー症候群チェックテスト

ここまで、アスペルガー症候群についてご紹介してきました。

「もしかしたら自分もアスペルガー症候群かもしれない…」

そう感じた人もいるかもしれません。
ウェブ上で、アスペルガー症候群の簡易的なチェックテストを見つけましたので、気になる方は是非、チェックしてみてくださいね。

アスペルガー症候群診断テスト

ちなみにわたしは、40/50で見事にアスペルガー症候群の可能性を指摘されました!
やっぱり!という感じですけどね。

隠れアスペルガーの特徴

ここまで、アスペルガー症候群について詳しく解説してきましたが、「ここまではないけど、当てはまる部分がある」と感じている人もいるでしょう。

先ほどの診断テストで、15~35点の人は隠れアスペルガーの可能性がとても高いです。
日本では約100万人の人がアスペルガーと診断されています。

その中の実は、全体的に見てアスペルガーの70%の人が隠れアスペルガーであると言われています。

とても多いですよね。
アスペルガー症候群の特異性をご紹介しましたが、マイナスなイメージが強いですが、実はプラスの面も特徴として持っています。

隠れアスペルガーであれば、マイナスな面が少なく、プラスの面を多く持っている場合もあるのです。
そのプラスの面を活かしていくことで、独特の強みとなり、隠れアスペルガーゆえの才能を発揮していくことが出来ます。

隠れアスペルガーゆえの才能は数多く存在している事は、吉濱ツトムさん著書「隠れアスペルガーという才能」の中でもいくつも紹介されています。

その中でも代表として5つ挙げていきます。

・学習能力が高い
・知識欲が旺盛
・コピーするのが得意
・論理的に体系化することが得意
・すさまじい意志力がある

以下で詳しく解説していきます\(^o^)/

隠れアスペルガーの才能①学習能力が高い

まず、第一に、基本的に何をやらせても呑み込みが早い、という点があります。

また、子供のころから「人と自分はなんか違う」と自覚していた人は、「変わろう」という思いから、勉強やスポーツに熱心になり、学習能力が上がるパターンもあるようです。

また隠れアスペルガーの人は基本的に秀才型が多く、IQが一般的な人よりも高いこともよく知られてるんですよ。

隠れアスペルガーの才能②知識欲が旺盛

アスペルガーの人の特徴の1つに収集癖があります。
この特徴が学習に関しても発揮され、情報収集が得意である場合が多いです。

また、「これをしらないとダメだ」と勝手に自分を追い込み、色んな方面への知識を求めます。

隠れアスペルガーの才能③コピーするのが得意

次に、隠れアスペルガーの人は視覚情報を記憶することが得意で、それを再現することに長けています。

視覚情報を記憶することが得意といいましたが、アスペルガーの人は、驚異的なスピードで目で見たものを記憶することが出来ます。
耳からの情報ではなく、あくまでも目で見た情報のみを得意とします。

このように、視覚情報を記憶するのに長けているので、既存のものをコピーする能力は非常に高いと言われています。

わたし自身を思い返してみると、確かに言葉で教えられるよりも、目で見て覚えることの方が得意だと感じます。

隠れアスペルガーの才能④論理的に体系化することが得意

一見、不規則に見えるものでも、独特の視点からルール化できる隠れアスペルガーの人は、それを基に、論理的に体系化していくことも得意です。

アスペルガーの人は、ゼロからアイデアを生み出すことは苦手なのですが、すでに存在しているものに規則性をみつけ、それを形にしていくことが出来るのです。

アスペルガーの人にとって規則性があることはとても重要で、規則性がないと気持ち悪い、ストレスを感じる原因となるという特徴を持つためでもあります。

隠れアスペルガーの才能⑤すさまじい意志力がある

これは、わたし自身とてもよく分かるのですが、アスペルガーの人は「白黒思考」がとても強いです。
白か黒か。0か100か。
「極端だ」とよく言われるのですが、やる気のON・OFFもとても極端です。

やる気がないときは、周りが心配するくらいダラけますが、一度やる気を出すとものすごいパワーを発揮します。

一度「こうと決めたら」とことんやる強い意志力を持っています。

「障害」と聞くとマイナス面ばかりがクローズアップされがちですが、こんなにも素晴らしい才能を持っています。

ご紹介したのはほんの一部であり、著書の中にはたくさんの才能がご紹介されています。

隠れアスペルガーの特徴とHSPの共通点とは

今回ご紹介している「隠れアスペルガー」という言葉は、実はHSPについて調べていた時にたまたま見つけた言葉でした。

そして今回、隠れアスペルガーについて調べていくうちに、HSPとの共通点がとても多いなと驚きました
HSPとは、high sensitive person=とても敏感な人のことを指しています。

HSPについては以下の記事でもご紹介しているので、是非、参考にしてみてください。
関連記事:「なんだか生きづらい?HSP気質のわたしたちがありのままに生きる方法とは?
関連記事:「【HSPの人必見!】もう、仕事選びで失敗しないための方法をご紹介
関連記事:「超敏感なHSPの人がストレスを対処し、もっと気楽に生きる為の対処法

具体的にどのような共通点があるのか、挙げてみます。

・自己否定感、劣等感が強い
・コミュニケーション能力が低い
・人の目が気になる
・環境の変化を極端に嫌う
・ネガティブな感情への共感性が高い
・真面目である
・責任感が強い

このように、共通点がとても多いことがわかりますね。

しかし、相違点もあります。
それは第一に、それぞれの障害や気質の元となる脳の仕組みに違いがあります。

HSPを提唱したエレイン・N・アーロン博士は、「HSPは発達障害ではない」と明言しています。
では、その原因はなんのかというと、脳のホルモン分泌による可能性が高いと言われているんですね。

実は、まだHSPの原因については明確なものは分かっていません。
ですが、様々な研究が行われていて、原因究明に近づいている、というのが現状なのです。

発達心理学の専門家であるハーバード大学のジェローム・ケイガン教授の研究によりますと、とても敏感な赤ちゃんの脳では神経を高ぶらせる働きを持つ、「ノルエピネフリン」というホルモンが多く分泌されていることがわかりました。

また、わたしたちが警戒心を強めているときに多く分泌される「コルチゾール」というホルモンの分泌が多いこともわかっています。
出典:敏感すぎる自分の処方箋 保坂 隆

このように、アスペルガーの人は脳が物質的な損壊をしていたり、変形していることで正常に機能出来ない状態であるのに対し、HSPの人は脳のホルモン分泌によるものであるという可能性があるということで、根本的に違うことがわかります。

ですが、素人目ではその違いというのはわかりにくいですよね。
診断テストでは、「HSP」も「隠れアスペルガーの人」にも当てはまる…

「一体、わたしは何者なんだーーー」

と言いたくもなってきます。

ですが、わたしの結論としては「どっちでもいい」ということになりました。

自分が何者であるかよりも、何者になるか。の方が100倍くらい大事なので、大した問題ではないと思っています。

ただ、色んな本の中で紹介されているHSPや隠れアスペルガーについての知識を深め、もっと学んでいこうと思っています。

隠れアスペルガーの特徴とHSPとの共通点のまとめ

今日は、隠れアスペルガーの特徴とHSPとの共通点についてご紹介してきました。

これまで、あなたも「なぜ、みんなと同じように出来ないんだろう」とみんなとは違う自分の”不器用さ”に嫌気がさしたり、自己嫌悪を繰り返してきたのだと思います。

ですが、それが脳の障害のせいである可能性があるとわかれば、少しホッとするのではないでしょうか。

『障害』となると受け入れがたい気持ちもわかります。
わたしもそうです。

でも、隠れアスペルガーには、多くの強みや、才能に溢れています

例えば、診断テストで高得点でアスペルガーや隠れアスペルガーの可能性を指摘されたのなら、知識を深めてみるのも、これからのために必ず役に立ってくると思います。

なので、「自分は障害じゃない」と頭ごなしに否定するのではなく可能性として知識を植え付けることをおススメしたいです。

そして、マイナス面はしっかり対処し、プラスの面はとことん、伸ばす。
自分を知っていくことがい「生きづらさ」を解消する唯一の鍵だとわたしは思います。

知るためにはまず、受け入れることからはじめましょう。

わたしも、まだまだ勉強していきたいと思います。

最後に、アスペルガーや隠れアスペルガーの書籍についていくつかご紹介します。

それでは、また。